Smart Building by Design
MORETHANBUILD / PRODUCT 01

不動産の商品価値と運営を起点に、設備投資の配分を整える

Smart Building by Design は、基本設計の段階から設備設計とスマート化を一体で捉え、建物ごとにふさわしい投資のかたちを組み立てる MoreThanBuild のプロダクトです。

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建物の価値から、設備のあり方を考える。

スマートビルには、快適性、運営性、省エネルギー、将来の拡張性など、さまざまな可能性があります。大切なのは、その建物にとって価値のあるものを見極め、設備計画の中へ自然に織り込むことです。

Smart Building by Design は、商品コンセプトや運営方針から必要な機能を整理し、基本設備とスマート機能を一つの計画として組み立てます。限られた建設投資を、建物の価値へ丁寧につなげていきます。

建物ごとに、投資のタイミングを選ぶ。

Smart Building by Design は、技術を起点に「何かスマートなものを入れる」サービスではありません。不動産の商品コンセプトと運営課題から必要機能を抽出し、機能単位で投資判断します。

Purpose価値から機能を定義する
Feasibility Gate成立性を確認する
Value Assessment価値の考え方を並べる
Cost Assessment必要投資を把握する
Evidence Level根拠の強さを見極める
Recommendation推奨を提示する

判断は一律スコアや固定ROIだけでは行いません。顧客固有の投資基準がある場合はそれを適用し、それ以外は価値・必要投資・不確実性を並べたうえで MoreThanBuild が理由付きの推奨を提示します。

① Purpose

出発点は「導入したい技術」ではなく、「商品として何を実現したいか」「運営上何を改善したいか」です。不動産価値 → 要求機能 → 技術、の順序を守ります。

② Feasibility Gate

  • 技術的成立性
  • 施工可能性
  • 維持管理性
  • Fail-safe:スマート層が停止しても基本設備が成立すること
  • 責任分界の明確性
  • ベンダー継続性・代替可能性
  • ネットワーク・セキュリティ上の許容性
Gate は「リスクゼロ」を意味しません。Accept / Accept with Mitigation / Reject のいずれかで判断します。

③ Value Assessment

運営コスト管理負荷、エネルギー、業務工数など、測定可能なものは定量化します。
LCC保守・更新・交換性を含むライフサイクルで評価します。
テナント価値快適性、使いやすさ、選好など。Evidence が弱い場合は仮説として扱います。
商品・ブランド価値商品コンセプトへの寄与、差別化、先進性。無理に金額換算しません。

④ Cost Assessment

初期費用だけでなく、施工難易度、追加工事の影響、保守契約、将来更新時の交換コストまで含めて把握します。高機能であること自体を目的化せず、価値に対して適切な投資量かを見ます。

⑤ Evidence Level

価値主張の強さは、根拠の強さによって扱いを変えます。

A / 実測データあり B / 類似用途で実績あり C / 合理的な仮説段階

⑥ Recommendation

最終的には、Implement / Prepare / Keep Simple のいずれかを推奨します。採用理由だけでなく、見送る理由や、将来に備えるための条件も併せて示します。

Representative Functions
ENVIRONMENT MAP

空間温湿度マップ

テナント環境クレームへの対応速度・品質向上

METERING

自動検針設備

BM検針人工大幅削減

OCCUPANCY / LIGHTING

人感連動照明
調光制御

空間利用に応じた照明運用と消し忘れ抑制

HVAC CONTROL

空調自動制御

在室・環境条件に応じた快適性と運転合理性の両立

AHU-01RUN24.2°C
AHU-02RUN23.8°C
FCU-12RUN24.5°C
HVAC MONITORING

空調監視

運転状態の把握と保守・不具合対応判断の高度化

IMPLEMENT
今、実装する
現在の建物価値・運営課題に対して、費用と実現性を含めて採用する合理性がある機能。
01実装
PREPARE
将来に備える
将来の更新や機能追加を見据え、物理インフラやインターフェースを整え、選択肢を残しておく機能。
02選択肢を残す
KEEP SIMPLE
シンプルに保つ
現在の用途や投資条件では、既存の考え方やメーカー標準を活かすことが適している領域。
03適正化

Design は、価値を建物にふさわしい形へ整えていくこと。

Smart Building by Design の「Design」は、単に設計図を描くことを意味しません。建物の価値を読み取り、投資のタイミングを選び、設備とシステムを自然に結び、次の判断へつながる学びを残すことまでを含んでいます。

ここで大切にしているのは、建物ごとに異なる答えを、ひとつの流れの中で静かに整えていくことです。

01

価値を、設備の要件へ翻訳する。

商品コンセプトや運営方針から、建物に必要な機能と空間体験を整理します。

TRANSLATE
02

投資のタイミングを整える。

今実装すること、将来に備えること、シンプルに保つことを比較し、その建物にふさわしいバランスを見出します。

SELECT
03

設備とシステムを、一つの建物体験へつなぐ。

設備設計(SOLITAS DESIGN) と SI を通じて、判断した内容を建築設備と運用の流れへ結び付けます。

SHAPE
04

次の判断へつながる学びを残す。

採用した機能の背景と結果を振り返り、次の建物でより静かな精度へつなげていきます。

LEARN
建物ごとに、最も自然な答えを選ぶ。

Smart Building by Design は、設備設計の中に投資判断のプロセスを組み込みます。従来仕様、メーカー標準、将来対応、独自SIを同じテーブルで比較し、その建物にふさわしい組み合わせを選びます。

SIについても、MoreThanBuild、メーカー、専門パートナーなど複数の実装方法から、コスト・品質・責任分界に応じて最適な体制を構成します。

選択肢があることが、長く使われる建物の柔軟性につながると考えています。

判断を、設計品質と実装品質へつなげる。

Smart Building by Design は、企画や投資判断だけで完結しません。設備設計とSIの実務までを同じ設計思想でつなぎ、建物として成立する品質へ落とし込みます。

01 / EQUIPMENT DESIGN

設備設計

基本設計から実施設計まで。施工の現場で培った知見を設計へ取り込み、現場で確実に実装できる設備計画へ落とし込みます。

SOLITAS DESIGN
掲載資料は実案件をベースとした表示イメージです。守秘の観点から縮小・画質調整を行い、詳細情報の判読性を抑えています。
02 / SYSTEM INTEGRATION

SI(システムインテグレーション)

ビルIoT、設備サブシステム、通信・インターフェースを設計し、設定、接続、コミッショニングまでを一貫して実装します。

Architectureだけでなく、現場でつながり、期待した機能として動くところまでを確認します。

未来の選択肢を、今の設計に織り込む。

OPEN
SIMPLE
DOCUMENTED
OWNER-CONTROLLED

実測データを、次の投資判断へ。

採用した機能は、設計段階で評価指標と取得データを定義し、竣工後の室内環境、設備運転、利用状況を確認できる状態を整えます。

得られたEvidence(根拠)は、次案件の採否や仕様、予算配分を考える材料として蓄積します。シリーズ開発では、一棟ごとの経験を次の計画へ還元していきます。

室内環境、空間温湿度マップ、設備運転ログ、次案件への反映を示すMeasurement & Evidenceの表示イメージ

表示内容は検証方法を説明するための想定イメージです。実案件では建物ごとの目的に応じて評価指標・データ取得項目を定義します。

01
設計時に仮説と評価指標を定めるHYPOTHESIS
02
実装コストと条件を記録するIMPLEMENTATION
03
運用データから価値と課題を確かめるMEASURE
04
次案件の採否・仕様・予算配分へ反映するDECISION UPDATE

建物の商品価値と、長期の運営を丁寧に育てる開発へ。

中小規模オフィスを中心とした新築開発
長期保有・運営を前提とするデベロッパー
商品コンセプトを設備・制御まで一貫して落とし込みたい計画
シリーズ展開など、前案件の知見を次の建物へ生かしたい開発
建設投資の配分から設備計画を考えたい案件
将来のシステム更新・データ活用の選択肢を大切にしたい建物

次の計画について、まずは情報交換から。

設備計画、スマート化、将来対応、シリーズとしての標準化など、構想の初期段階からご相談いただけます。現在の開発体制を活かしながら、建物にとってより良い選択肢をご一緒に整理します。

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